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膝・腰の負担を減らすメディカルダイエットとは?整形外科でウゴービを活用する理由を解説

2026.04.19

「ダイエットをしないといけないとは分かっているけれど、膝や腰が痛くて運動が続かない」
そのようなお悩みを抱えている方は少なくありません。整形外科でメディカルダイエットを考える意味はとても大きいです。体重が増えると、膝・股関節・足首・腰といった“体を支える場所”に負担がかかりやすくなり、痛みの悪化や運動量の低下につながります。そして動けなくなるほど、さらに体重が増えやすくなるという悪循環に入ってしまいます。

そこで注目されているのが、メディカルダイエットです。食事や運動の見直しに加えて、必要に応じて肥満症治療薬を用いながら、無理の少ない形で体重管理を目指します。とくに整形外科では、「見た目のために痩せる」のではなく、「膝や腰への負担を減らし、動ける体を取り戻す」ことが大きな目的になります。

(資料提供元:ノボノルディスクファーマ)

整形外科でメディカルダイエットを考えるべき理由

肥満は、単に体重が増えている状態ではなく、関節や背骨に継続的なストレスをかける要因です。変形性膝関節症の診療ガイドラインでは、過体重や肥満が膝の変形や痛みのリスク因子として扱われています。膝の痛みがあると活動量が下がり、さらに体重が増え、結果として関節の症状も悪化しやすくなります。整形外科で減量に取り組むことは、この悪循環を断ち切るうえで理にかなっています。

また、腰痛との関係も見逃せません。腰痛診療ガイドラインでは、過体重や肥満は腰痛の危険因子の一つとされ、標準体重の維持が予防や症状軽減に関係すると示唆されています。つまり、減量は「体重の数字を下げること」そのものよりも、「痛みの出にくい体に近づけること」に価値があります。

さらに整形外科では、体重が少し下がるだけでも、日常動作のしやすさが変わることがあります。歩く、階段を上る、立ち上がる、しゃがむといった動作が楽になると、運動習慣の再開につながりやすくなります。これが、整形外科的にメディカルダイエットをおすすめする大きな理由です。

ウゴービとはどんな治療薬か

当院で扱っているウゴービは、セマグルチドを有効成分とする週1回の自己注射薬です。GLP-1受容体作動薬と呼ばれるタイプで、食欲に関わる脳の働きや胃の動きに作用し、食べすぎを抑えやすくします。単に「我慢で食べない」のではなく、空腹感そのものを和らげ、少ない食事量でも満足しやすくなる点が特徴です。

海外の主要試験であるSTEP 1試験では、糖尿病のない肥満または過体重の成人に対し、生活習慣の改善と併用したセマグルチド投与で、68週間に平均14.9%の体重減少が報告されました。東アジア人を含む試験でも減量効果が示されており、医学的根拠のある治療選択肢の一つとして位置づけられています。

整形外科でウゴービを検討するメリット

整形外科で体重管理を行う場合、大切なのは「痩せること」そのものではなく、「痛みを減らして、動ける状態を作ること」です。膝や腰に痛みがある方は、一般的なダイエットで勧められる強い運動が難しいこともあります。そのため、食欲コントロールを助ける治療を組み合わせながら、関節への負担を少しずつ減らしていく考え方は、整形外科と非常に相性が良いです。

また、当院には理学療法士や管理栄養士が所属しているため、「何を食べるか」から、「どの程度なら安全に動けるか」「膝や腰に負担の少ない運動は何か」まで含めて提案しやすいのが強みです。自己流の減量では、筋肉まで落ちてしまい、かえって痛みや不調につながることがあります。医療者の伴走があるメディカルダイエットは、そのリスクを減らしやすい方法といえます。

ウゴービとゼップバウンド

最近は、ゼップバウンドという肥満症治療薬にも注目が集まっています。ゼップバウンドはチルゼパチドを有効成分とし、GIP/GLP-1受容体作動薬に分類されます。海外試験のSURMOUNT-1では、72週間でおよそ15〜20.9%の平均体重減少が示され、減量効果の大きさに期待が寄せられています。

ただし、減量幅だけで薬の良し悪しは決まりません。試験ごとに対象者や条件が異なるため、単純に「こちらの薬が絶対に上」と言い切ることはできません。

ウゴービには減量効果だけでなく、心血管イベントに関するデータがあります。SELECT試験では、過体重または肥満があり、心血管疾患を有する糖尿病のない成人において、セマグルチドは主要心血管イベントのリスク低下と関連しました。整形外科を受診される方の中には、膝や腰の痛みだけでなく、高血圧や脂質異常症などを併せ持つ方も少なくありません。そうした背景を考えると、体重だけでなく将来的な全身管理も意識しやすい点は、ウゴービの魅力です。

さらに、ウゴービは肥満症治療薬としての情報蓄積が比較的豊富で、長く続けられる安心感がある薬といえます。

このような方は一度ご相談ください

膝の痛みでウォーキングが続かない方、腰痛があって運動が苦手な方、体重を落としたいのに自己流では限界を感じている方には、整形外科でのメディカルダイエットが合う可能性があります。

体重が少し変わるだけで、膝や腰の負担感が変わり、動ける範囲が広がることがあります。整形外科で行うメディカルダイエットは、「ただ痩せる」ためではなく、「痛みの少ない毎日を取り戻す」ための治療です。

メディカルダイエット(肥満治療) | さいたま市大宮区の整形外科、リハビリテーション科 | 谷口整形外科リハビリクリニック

文責 谷口整形外科リハビリクリニック 院長 谷口真史

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